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2006年 12月 24日
表札屋
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アメリカ村の一角とはとても思えぬ落ち着いた佇まい



大阪ミナミの若者の街、アメリカ村の端にて。
大阪に馴染みのない方にはどう表現すべきか、
東京でいいますと、渋谷原宿あたりでしょうか。
老夫婦が営むこの店はかつての心斎橋あたりの
風情を想像させてくれました。

2006年12月中旬 大阪市中央区
ミノルタα-70,ミノルタAF50mm F1.4
富士ネオパン400プレスト,F2.4 AE

2001年の暮れにヤフオクで新古品で落札して以来使ってきたミノルタα-507siの
AF/MF切り替えがダメになって、AFでしか動かなくなりました。
私の撮り方ではMFのみでもOKなのですが、AF固定ではダメです。
大阪南堀江の修理専門店での見積もりは2万円近く。
中古で1万円弱で売っているカメラにそんな修理代をかけることはできません。
ということで、中古店で目をつけていたコニカミノルタ最後の
フィルム一眼レフカメラであるα-70を購入しました(ただしロゴはミノルタ)。
この写真は見積もりに出していたカメラを取りに修理店に行く途中に撮ったものでした。
交通費をかけてどうにもならんカメラを引き取りに行って、しかも見積手数料も要して
なんだかなぁ…、という思いで被写体を探していたのでした。

α-70は507siよりはシャッター速度がスペックダウンですが、
「最後のフィルム一眼レフカメラ」という信頼性をとりました。
しかも、今まで所有したカメラの中ではもっとも軽いカメラです。

で、撮ってみて感じたのは、まず操作性イマイチ (^^;) 高級感のない外観、シャッター音。
生産国表示なんてただの紙のシール。まるで百均のお皿なみ (-_-;)
コニカミノルタ末期のコストダウンの現実を思い知った次第です。
撮っていて楽しくないというのが致命的です。
こりゃ、遠からぬ内に実家の身内に譲渡ですかね~ (^^;)

カメラ雑誌の特集はどこもデジタル一眼レフ一色、
写真店のフィルムコーナーはどこも縮小され、
富士のフィルムの値段は引き上げられ、
早くまともに使えるソニーのデジタル一眼レフが
「安く」発売されないかなあと思わざるをえない年の瀬です (^^;)

さて、25年前のフィルムカメラ持って出かけましょうか。
結局このカメラが一番手にあっているという現実…。

by photo-nupuri | 2006-12-24 14:06 |


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