2007年 08月 16日
荻原碌山「労働者」
碌山の「労働者」に向かってみた
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2007年8月中旬 長野県安曇野市穂高町 碌山美術館
ミノルタα-7,アグファヴィスタ200
1. ミノルタAF50mm F1.4,F2.4 AE
2. ミノルタAF50mm F1.4,F5.6 AE
3. ミノルタAF50mm F1.4,F4 AE
4. ミノルタAF24mm F2.8,F5.6 AE

屋外展示されていた荻原碌山のブロンズ像「労働者」と
しばし対峙してみました。

屋内展示の像は撮れませんし、建物ばかり撮っていました。
屋外で撮影可能でも作品のブロンズ像は別に…、
と斜に構えてこの像を眺めていたのですが、白状すると、
ミュージアムショップで「土門拳の眼-荻原守衛の彫刻を撮る」と題する
写真集を見つけ、土門拳が撮っていたのか~っ!と衝撃を受け、
ちらっとだけ中を見て、慌てて銅像の前で対峙した次第です。
撮影動機が不純ですね (^^;)

モノクロフィルムは昨日馴染みのラボに郵送したところでして、
引き取りに行くのは盆明けです。まずは取り急ぎ現像したカラーを。

もちろん写真集は買いました。昨夜きちんと見ましたが、戦前に撮られたという
「労働者」の石膏像の写真では、正面から撮ったカットがとくに印象的でした。
美術館の特別展の説明にもありましたが、石膏とブロンズでは印象が明らかに違います。
土門拳が、美術館開館のために作られたこのブロンズ像を撮っていたら
どんな写真になったか、少し気になるところです。

荻原碌山の像の一連の写真は戦前には出版されず、戦禍を防空壕でやり過ごして
ネガが著しく劣化したそうで、写真集には土門拳が病床に伏してから弟子に指示して
撮り直したものも含まれていました。土門拳が戦前に碌山の像から見出した碌山と
自分の碌山への印象の違いを感じ取っています、
当然大きな差を感じつつ(苦笑)

碌山の像もなかなか難しいです。昨夜、土門拳の写真をみて、
塑像の意図を理解できたものもあります。土門拳の洞察力って凄い。

荻原碌山であれ、土門拳であれ、芸術は難しいのでした (^_^;)
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by photo-nupuri | 2007-08-16 11:30 |


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